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生活に寄り添う日々のうつわをご紹介してまいります。
2014年3月15日(土)~3月23日(日) 9日間 終了
もとえ珈琲 (川崎 元住吉)
「珈琲とうつわⅡ」
2014年7月19日(土)~7月25日(金 )1週間 終了
インペリアルギャラリー (横浜 山下町)
「ゆらぎ」展
2014年9月1日(月)~9月6日(土) 終了
うおがし銘茶 築地新店 茶の実倶樂部 (東京 築地)
「Mitate」展
2014年10月30日(木)~11月4日(火) 終了
アートスペースK2 (東京 神楽坂)
「いつかのうつわⅡ」展
2014年12月13日(土)~12月15日(月) 3日間
インペリアルギャラリー (横浜 山下町)
「たいせつな贈りものⅡ」展
※予定は変更、追加になる可能性がございますので当ブログにて随時ご確認くださいませ
大切な贈りもの展
2013年12月 横浜インペリアルギャラリー
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- 2014/05/22(木) 17:17:04|
- 展覧会案内
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佐川美術館に行ってまいりました。

といっても正確には
樂吉左衛門館の茶室見学がメイン

左手 佐川美術館
右手奥 樂吉左衛門館
敷地の大部分が水庭
水面から浮き出ているようです
樂吉左衛門館は茶室ともに
樂吉左衛門氏ご自身による
設計創案・監修されています。
メディアでも度々紹介され
一度訪ねてみたかった場所
平日の朝一番の茶室見学は
幸運にも私一人
贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
茶室は、
水没する小間と
水の中に浮かぶ広間からなり、
広間の床と水庭の水面の高さがほぼ同じ
「水面と同じ高さに座す。
人は自然と同じレベル、目線で生きていかなければならない」
との案内があります。
コンセプトは「守破離」
千利休「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本をわするな」
からきています。
茶室正面入口に「守波離」扁額が。
路、寄付、露地、中潜、蹲、小間、広間
屋内ならではの表現の極み
限りなく侘び、寂びた空間
静謐な佇まいは
訪ねるものを
選ばず拒まず
ひっそりと静かに
時を刻んでいます
木目模様のコンクリート杉の木目模様のコンクリートです
杉板のはられた型枠に
コンクリートを流し込み
木目の凹凸を写した模様となります
まるで杉材そのもののよう。
コンクリートには
黒土を混ぜ込み
茶室はさらに色が深くなっています
お茶室のつくりというと
日本材にこだわるような気になりますが
こちら茶室は至る所
至る国々からの材で構成され
まったく異質感を感じないのは
みごとです
展示室地下ロビー池の下の天窓からの
水のゆらぎが壁に反射しています
見ることのできる
時間の流れ
展示室内は
茶室におとらず
訪ねるものの心を
惹きつけます
光と影
ものの気配
静と動
浮き
そして沈む
微かに聞こえる
砂の流れのような
時のおと
たったひとり
空間をひとりじめできたことに
感謝です。
- 2014/05/17(土) 11:50:01|
- 美術館
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桂離宮へ行ってまいりました。
松琴亭新緑の季節
見事に行き届いた園内は
清涼な空気が流れています
真 延段 切石と自然石を巧みに利用した延段は有名ですが
真行草にたとえられたそれら敷石は
訪れるものに感慨を与えます
行 延段古の来客は、この延段が真行草に変化していく様を
たのしんだことでしょう
草 延段日本には素晴らしい言葉がいろいろありますが
究極に凝縮されたのは銘ではないでしょうか
桂離宮にも
心に響く銘がたくさんあります。
中でも美しいのは
松琴亭、月波楼、蹲踞に「浮月」という名もあります。
銘で今回気になったのは
茶室 笑意軒

李白「山中問答歌」
「問余何意栖碧山笑而不答心自閑」
(余に問う何の意ありて碧山に栖むと。笑ひて答えず心自ら閑かなり)
に由来するということです。
この歌には「桃花流水杳然去 別有天地非人間」と続きます。
笑意軒の戸襖の引手は矢羽と櫂の形が施されていました月の身近な日本人
桂離宮にも月見のための
あらゆる趣向がなされています
月の出る夜に
訪ねることを想う
園林堂
- 2014/05/10(土) 17:06:11|
- 旅
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