うつわ空

現代陶芸作家のうつわ紹介と企画展での展示 販売のご案内

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陶房 尾形アツシさん


目で見る

実際に手に取る

うつわ選びの醍醐味

それは小所帯で進めている
うつわ屋ならではの贅沢だと思っています

奈良県宇陀市にある
尾形アツシさんの陶房へ伺いました



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手作りの登り窯
毎回火を入れるたびに改良点がみつかり
都度工夫を重ねているという



陶房のある山の上は
まだ桜が満開で
鳥の囀りも長閑に
個展を終えたばかりで
少しほっとしているのではと思われる
日差しの暖かな日でした

改良したと聞いていた窯を
早速見せてもらいます
前回訪問した時よりも
育って大きくなった感じ
この薪窯がたくさんのうつわを
生み出しています



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新規に建てた薪小屋には
ほぼ1回分の薪が準備され
乾燥を待っている状態



火を入れると
寝ずの火番が始まる
「それほど長い時間ではないですよ」
と言うが温度の調節をしながら
およそ2日間薪をくべ続けるのは
相当な注意力と体力が必要に違いない

「炎とは寄り添う感じ」

いつか尾形さんに炎のことで伺ったときに
返ってきた言葉です
その時を同じ場でみてみたい



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何気なく置かれているうつわにも
気配が感じられる



薪窯は気温や湿度、薪の状態、
いろいろな自然状況から
毎回、人間のコントロールの利かない部分が多々あり、
焼き上がりに微妙な色味やカタチの変化が現われ、
うつわの景色となります
予想外の部分に面白さがでて
思わず感嘆してしまうような
美しい景色を見ることも
薪窯ならではのものではないでしょうか



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作業場の2階を改装し
出来上がったうつわが並べられている



「2階を改装したんだよ」
と見せて頂きました。
改装したばかりのフロア中央に
大壺がドンと置かれ
いくつかのうつわが拝見できます。

うつわを前に
これからの展示会用に
いくつかの要望を話しながら
打ち合わせをします

陶房に伺うのは
そこに思いがけず
素晴らしいうつわとの出会いが
必ずあることにあります

今回もたくさんのうつわの中から
見て、触って、
しっくりくるうつわを買い付けました。
皆さんにお披露目する日が楽しみです。



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  1. 2014/04/29(火) 16:21:41|
  2. 陶房訪問
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信楽

信楽は時間がとまってしまったような町
そんなふうに感じるこの町で
ひたすらに作陶するつくりてがどこかにいる



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ほとんど何の知識もないまま
この町にやってきて
どこからまわればいいのやら
町の観光地図を手に入れ
取りあえず窯の集中している通りへと足を運びました



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谷寛窯
地図に案内されているおよそ20の窯元のうちのひとつ
どうやら前日まで町は窯元散策のイベントがあった様子
イベント翌日、どうりで静かなはずです。



ひっそりと静まりかえった町
私たちの頭上に
春の日差しは爛漫と降り注いでいます
時がとまってしまったように感じるのは
あまりに穏やかで暖かい陽だまりを歩いているからでしょうか



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至るところに
既に使われなくなった登り窯跡が



住居兼作業場のみの窯元もあれば
ギャラリーが併設されている窯元もあります



b4谷寛窯_convert_20140426215742
谷寛窯
広い敷地にギャラリーと工房があります。
昔使われていた重油窯を再利用したギャラリーには
たくさんのうつわが観られます
敷地内には数種の窯も



オープンにしている
いくつかの窯元のみの散策を
およそ半日

また季節の良いころ
じっくり時間をかけて
まわってみたいとおもいます



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新宮神社
「信楽火まつり」
毎年7月第4土曜日
陶器づくり、生活、文化に欠かせない火への感謝と安全を願い
新宮神社から愛宕山の陶器神社へ松明を奉納する行事。江戸時代以前より続くと伝えられている








  1. 2014/04/26(土) 22:21:44|
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MIHO MUSEUM へ

以前から行ってみたかった
信楽のミホミュージアムへ行ってきました。
「江戸の異国万華鏡‐更紗・びいどろ・阿蘭陀」展
開催中です。



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信楽の町からさらに山の奥へと車を走らせ
しばらく行ったところに美術館はあります。

なぜこんな山奥に美術館を建てたのか
それはこの美術館のテーマから伺うことができるようです



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建築設計はパリ・ルーブル美術館のガラスのピラミッドなどで知られる
I.M.ペイ氏によるもので、設計のテーマは桃源郷。
道に迷った漁夫が仙境の楽園-桃源郷を見つけ出すという、陶淵明「桃花源記」に描かれた物語を信楽の地に実現。(パンフレットより)

入ってすぐのレセプション棟から枝垂桜の続く桜道をたどり
胎道のようなトンネルを抜けたところに美術館の入り口があります。



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今回の特別展で展示されているのはインド更紗裂やデルフトなどで、色味や柄に味わいがあり、それら舶来の工芸品が茶道で仕覆や水指などに見立て、写し、取り入られているのが解りやすく展示され、充分に楽しむことができます。

常設のコレクションも多肢にわたり、特に古代オリエントの美術品はすっかり魅了されしばらくその場から離れられませんでした。



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この時期、信楽の山々は淡い春の色でけぶって、まさに桃源郷。
色と色のあわい
という言葉を思い出します。
全ての色があいまいに中間を漂い
それぞれが重なりあって気配を発しているようです
そんな色のけぶった山を見ながら
春に酔いしれてしまいました



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  1. 2014/04/14(月) 21:34:03|
  2. 美術館
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うつわ


うつわの気配をきく
手で触れ
そこから伝わってくる流れを感じる
うつわの背景を想像する



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玄釉薄茶器(内銀彩) 山本英樹



ひっそりと並ぶうつわと
対話する
盛られる料理を想像し
やがてお手渡しする方のもとで
大事に扱われるうつわたち

ひとつ ひとつ
作りての手でつくられ
炎によって昇華されたうつわたち
ここにあるうつわは
まごころこめてつくられたうつわ

手から手へ



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粉引皿 小山乃文彦



うつわを使う

普段の生活のなか
いつも身近におかれ
温かい手で
料理や、時に大切なものと
共にある

たくさんのうつわ
気に入って手にしたうつわ
大切にするほど
うつわは使い手の中で育っていく
愛情が生まれ
うつわは
使い手のこころを満たす

そこに哀しいものは
これっぽっちもありません

愛で親しむ

うつわ















  1. 2014/04/12(土) 06:00:00|
  2. つれづれ
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桜 Ⅴ

ふわりと掌にのった桜の花片は

優しさを含み
ほのかに色づく



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優しさは
目に見えず
心に触れる



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玄釉一輪挿し 山本英樹







  1. 2014/04/11(金) 06:00:00|
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桜 Ⅳ

いつもそこにあるということ



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片口鉢 小山乃文彦



世の中がどんなに変化しても
しっかりと季節は巡り
春は訪れ
花は咲く



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花揺れる桜の下
風に散る花片の先
差し出す掌にふわりと落下する







  1. 2014/04/10(木) 06:00:00|
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桜 Ⅲ



桜はどこまでも優しい



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優しさはどこからくるのだろう
自然に素直に
風に吹かれるまま
雨に降られるまま
ただそこにあるということ
いつもそこにあるということ



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薪鉄釉小壺 尾形アツシ



もの言わず
いつもそこにあるということ


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  1. 2014/04/09(水) 06:00:00|
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桜 Ⅱ


桜にも四季がある



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咲き誇る満開の花
誰もの心を優しくしてくれる

子供たちの笑い声も
酔客の夜中に響く声も
全てを吸い込み
やがて散り行く花



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銀彩花入れ 山本英樹



風に吹かれ
雪のように散りしきる花片
こんなに美しいものに
一瞬間共鳴していると感じる幸せ

桜はどこまでも優しい。




  1. 2014/04/07(月) 06:00:00|
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幼い頃から
近くの河川沿いの
桜の道を通っていた

桜はいつも身近に
親しみの想いがある。



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玄釉銀彩片口酒器 山本英樹



記憶は常に桜と対になり
それは自然に心の中で生きている



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過ぎし日の様々な情景が
季節に応じて蘇る

桜にも四季がある












  1. 2014/04/05(土) 11:38:12|
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