うつわ空

現代陶芸作家のうつわ紹介と企画展での展示 販売のご案内

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

佐川美術館 樂吉左衛門館


佐川美術館に行ってまいりました。



b1f1_convert_20140517112719




といっても正確には
樂吉左衛門館の茶室見学がメイン



b2f2_convert_20140517112741
左手 佐川美術館
右手奥 樂吉左衛門館



敷地の大部分が水庭
水面から浮き出ているようです

樂吉左衛門館は茶室ともに
樂吉左衛門氏ご自身による
設計創案・監修されています。
メディアでも度々紹介され
一度訪ねてみたかった場所

平日の朝一番の茶室見学は
幸運にも私一人
贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

茶室は、
水没する小間と
水の中に浮かぶ広間からなり、
広間の床と水庭の水面の高さがほぼ同じ
「水面と同じ高さに座す。
人は自然と同じレベル、目線で生きていかなければならない」
との案内があります。

コンセプトは「守破離」
千利休「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本をわするな」
からきています。
茶室正面入口に「守波離」扁額が。

路、寄付、露地、中潜、蹲、小間、広間
屋内ならではの表現の極み
限りなく侘び、寂びた空間
静謐な佇まいは
訪ねるものを
選ばず拒まず
ひっそりと静かに
時を刻んでいます



b3IMG_3437_convert_20140517112804.jpg
木目模様のコンクリート



杉の木目模様のコンクリートです
杉板のはられた型枠に
コンクリートを流し込み
木目の凹凸を写した模様となります
まるで杉材そのもののよう。

コンクリートには
黒土を混ぜ込み
茶室はさらに色が深くなっています

お茶室のつくりというと
日本材にこだわるような気になりますが
こちら茶室は至る所
至る国々からの材で構成され
まったく異質感を感じないのは
みごとです



b4f3_convert_20140517112826
展示室地下ロビー



池の下の天窓からの
水のゆらぎが壁に反射しています
見ることのできる
時間の流れ

展示室内は
茶室におとらず
訪ねるものの心を
惹きつけます

光と影
ものの気配
静と動
浮き
そして沈む

微かに聞こえる
砂の流れのような
時のおと

たったひとり
空間をひとりじめできたことに
感謝です。










スポンサーサイト
  1. 2014/05/17(土) 11:50:01|
  2. 美術館
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

MIHO MUSEUM へ

以前から行ってみたかった
信楽のミホミュージアムへ行ってきました。
「江戸の異国万華鏡‐更紗・びいどろ・阿蘭陀」展
開催中です。



b11_convert_20140414212436




信楽の町からさらに山の奥へと車を走らせ
しばらく行ったところに美術館はあります。

なぜこんな山奥に美術館を建てたのか
それはこの美術館のテーマから伺うことができるようです



b12_convert_20140414212528




建築設計はパリ・ルーブル美術館のガラスのピラミッドなどで知られる
I.M.ペイ氏によるもので、設計のテーマは桃源郷。
道に迷った漁夫が仙境の楽園-桃源郷を見つけ出すという、陶淵明「桃花源記」に描かれた物語を信楽の地に実現。(パンフレットより)

入ってすぐのレセプション棟から枝垂桜の続く桜道をたどり
胎道のようなトンネルを抜けたところに美術館の入り口があります。



b13_convert_20140414212546




今回の特別展で展示されているのはインド更紗裂やデルフトなどで、色味や柄に味わいがあり、それら舶来の工芸品が茶道で仕覆や水指などに見立て、写し、取り入られているのが解りやすく展示され、充分に楽しむことができます。

常設のコレクションも多肢にわたり、特に古代オリエントの美術品はすっかり魅了されしばらくその場から離れられませんでした。



b14_convert_20140414212603




この時期、信楽の山々は淡い春の色でけぶって、まさに桃源郷。
色と色のあわい
という言葉を思い出します。
全ての色があいまいに中間を漂い
それぞれが重なりあって気配を発しているようです
そんな色のけぶった山を見ながら
春に酔いしれてしまいました



b15_convert_20140414212622









  1. 2014/04/14(月) 21:34:03|
  2. 美術館
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。